TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』

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TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』AnimeExpo 2024速報レポート

7月5日(金)に、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeExpo 2024」内で、TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』のアニメパネルを開催。鈴木央先生(原作者)、松田侑也さん(「週刊少年マガジン」編集部)、岸田拓磨さん(トムス・エンタテインメント/プロデューサー)らスタッフ陣が登壇し、会場に集まった大勢のファンより熱い声援が贈られた。

アメリカでは昨年10月からNetflixでアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の配信が開始され、先日6月からシーズン1後編の配信がスタートしたばかり。早速、これまでの冒険の数々を紹介する振り返りPVが会場で公開になると、観客から大きな拍手が沸き起こる。そして、それを観た鈴木先生は「感無量です。自分の作品がこうやって動いているものを見るのは何度見てもうれしいです。それをみんなと体感できるという事はとてもうれしいですね!」と笑顔で感想を語った。

アニメパネルでは、作品に関する質問を中心にトークが展開した。
まずは、アニメーションで動いている映像を最初に観た時の感想を伺うと、鈴木先生が「アニメを見た感想というか、アニメの制作が始まる前に「これはアニメにできませんよ。」と言われる事があって、それはうまくやってください(笑)と言った記憶があります。」とコメントする。鈴木先生は、アニメーション制作に関するアイディアや、ビジュアルデザインについても、自らアイディアを提案することがあり、映像化への強い思いが伝わってくる。そんな先生の思いを受け取って制作を手掛ける岸田さんに、アニメ化する際に苦労した点を伺うと、「一つはバトルアクションが多いのでアニメーション制作にかかる負荷は大きいので大変ですね。あとはシリアスなシーンとコミカルなシーンのギャップがあるので、そこをどう映像化できるかを気を付けました。」とコメントが語られる。
また本作では、アニメならではの演出も多く登場し、感心したシーンについて鈴木先生に話を伺うと「やっぱり第1話ですね。試写会で観た時に不覚にもグッと来て涙が出そうになりました。自分で描いたものなので基本なんとも思わないんですが、声が入って動きが入ったものを見た時に、いいマンガを描いたなと思いました(笑)」と映像の感想が語られた。さらに、今後の展開でアニメになるのが楽しみなシーンを3名に伺うと、「どうだろう、動きが付いている時点で他人のものと思って見ちゃうので全部が楽しみなのですが、ここからの冒険で、とある離脱者が出ちゃうのですが、そのシーンはどんな風に描かれるのか楽しみです。」(鈴木先生)、「先生が仰ったシーンは僕もマンガで読んだ時に泣いちゃったシーンなので楽しみです。」(松田さん)、「『七つの大罪』に登場するキャラクターも次々登場してくるので、そういった所も楽しみにしてほしいです。」(岸田さん)とそれぞれ回答する。第2期の映像化が待ちきれない様子で、会場からも大きな歓声が上がった。

また、本イベントでは、初公開となる第2期の映像を収録したティザーPVもお披露目となり、迫力のバトルシーンや、よりスケールアップした壮大な世界観に、会場から拍手が贈られる。岸田さんに、映像内でこだわったポイントを伺うと「第2期は今年の10月に放送されますが、今まさに制作中です。第1期の最後にアーサーとパーシバル達が対峙したところで終わったので、この後どう展開されるのかを楽しみにしていただければと思い制作しました。」と見どころをコメントした。

大盛り上がりとなったイベント最後には、登壇者一人一人より、ファンへの感謝のメッセージが贈られた。

鈴木先生「良いアニメにしていただいているので、原作も頑張って色んな展開、色んなキャラクターを用意して鋭意頑張ってます。「七つの大罪」がレベル99のキャラが活躍する物語に対して、「黙示録の四騎士」はレベル1からのスタート。なので恋愛面に関しても(「七つの大罪は」)最初から関係性が出来上がってまして、「黙示録の四騎士」はそこもこれからどうなっていくのか誰とどうなっていくのか。そんな所も楽しみしてほしいです。今日はありがとうございました!」

松田さん「第2期からはバトルも多くなってきて、且つ敵も強くなってきます。命をかけた戦いが増えてくるるのでバトルアニメ好きな方にはとても楽しんでいただける内容になっていると思いますので、楽しみにしていてください。「七つの大罪」キャラクターも沢山でてくるので、より楽しんでいただけると思います。今日はパネルに来ていただいてありがとうございました!Thank You!! Anime Expo!!!!」

岸田さん「「七つの大罪」に続いて始まった「黙示録の四騎士」なんですが、日本にいるスタッフキャストが
一生懸命作っています。まだ見ていない方は第1期を。見た方は見ていない方に本作を布教してほしいです。そして第2期の放送を楽しみにしていて欲しいです!」

さらに、パネル終了後には、会場限定で第2期1話前半の映像が世界最速で上映となった。待ちに待った第2期の本編上映を楽しんだファンたちから、上映後に鳴りやまない拍手が贈られた。

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